ウソツキと犬神憑き
「黄昏時には森へ近づくな」 神社の神主と兼業で拝み屋を営む父親の言葉を無視して入り込んだ森の中で、榊九十九はそれと出会った…。和風伝奇ビジュアルノベルがダウンロードで登場!!
“黄昏時には森へ近づくな――”父は、そうよく言っていた。でも僕は時々、こうしてあてもなく森の近くを歩くことを止めなかった。山の麓にあり、地平線を見透かすことのできるこの場所に来ると、不思議と心が落ち着いた。だが、ここまで歩くと身体の節々が痛む。昔の事故で不自由になった足には、たった数キロの遠出がちょっとした旅行に感じられる。そんなある日、道に、転々と赤い液体が垂れているのを見つけた。これは血? そして――獣の臭い。野生の獣の放つ生臭い気配が、息づかいと共に聞こえてくるほど、生々しかった。おそらくは、鬼――キと呼ばれる存在。霊、妖怪、そして角の生えていると言われるいわゆる鬼を、父はまとめてそう呼んでいる。幼い頃から、僕には見ることも、感じることもできなかった。にもかかわらず、直感的に、僕はこれがそうなのだと理解していた。“――黄昏時には森へ近づくな”。不運にも車に轢かれた、犬や猫という可能性もあった。が、理性とは別のなにかが、否定する。自分でも理由を見いだせないまま、その血を辿るように、足が勝手に森へと向かっていくのを止められなかった。
物語の舞台は、現代の日本、自然が色濃く残るどこかの小さな町。私たちが知っているごくありふれた景色と少し違うのは、私たちが住むこの世界に、人間以外のモノ、妖怪や鬼が普通に同居している、ということ。妖怪のほとんどは人間に危害を加えることはないし、多くの一般の人々には、その姿は見えることがない。しかし時に、霊障であったり、神隠しであったりと、人間に対して「危害」が表面に現れることもある。神社の神主と兼業で拝み屋(霊媒師)を営む主人公(プレイヤー)の父親は、人々から持ち込まれるそういった霊現象や妖怪たちのいたずらを解決している。そして、ゲーム中では父親が留守にしているため、主人公がその役目を担うことになる。ゲーム期間は、夏休み中の一ケ月。プレイヤーは、父が不在のその間に舞い込む数多くの依頼をこなしながら、各ヒロインと交流を深めていく。
ゲームは“ノベル形式”を採用したアドベンチャーゲーム。“ノベル形式”は、画面上にテキスト(=文章)を全体に表示する、文章を“読む”ことに適したスタイル。テキストの背景には、状況や状態に応じて、キャラクターや挿絵的なビジュアル(=イベント画像)が表示され、物語をドラマティックに盛り上げてくれる。ストーリーも一本道ではなく、そのストーリーの随所に選択肢が出現し、そこで選んだ選択肢によってストーリーが分岐し、エンディングも変化する、マルチシナリオ&エンディングになっており、何度でもゲームが楽しめる。 キャラクター紹介
動作環境
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